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私と彼の8日間
第7章 6日目
(マサキ君てお金持ちだったんだ..そりゃそうか..服だって買ってくれたもんね..)

「梓?そんなに離れないで、僕の側においで?」

端っこに縮こまって座っている私の腕を引くと、ぴったりくっついた。

(はう..1日ぶりのマサキ君の匂い....)

うっとり肩に頭を乗せると、マサキ君がクスッと笑った。

「緊張しすぎだよ。今日はちょっと朝用事があってね。そのまま来たんだ。」

「だから車...」

マサキ君の顔を見上げると、チュッとキスされる。

(んにゃあ...)

それだけでとろけてしまう私。
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