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私と彼の8日間
第7章 6日目

私が下を向いて呟くと、いいから早く、といわれた。

「でも..ソファーが..」

「ああ、大丈夫。梓のお汁が付いてもいいよ?」

「まっ..まさきくん!」

真っ赤になってマサキ君の肩を押した。

「ふふっ冗談だよ。まさか..まだ濡れてないもんねぇ?」

「!!」

意地悪く言われ、私は言い返せずに黙り、考えてから小さく呟いた。

「....と、トイレ..行ったし..汚いままだから....」

(これでマサキ君も..)

しかし許してくれるはずがなかった。
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