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私と彼の8日間
第7章 6日目

その視線に気づいたのか、ニヤリと唇の端が上がった。

「ねぇ、いつまで触ればいいの?手がしんどいんだけど。」

「..あっ..う..」

(舐めて、なんて言えないよぉ..)

1人でモンモンとしていると、ピタリと手が止まった。

「あっ..」

「疲れた。」

そういって私から離れ背もたれに深く座り込んだ。

(ま、マサキくぅん....)

私はどうしようもなくて、目を瞑って上を仰いでいるマサキ君を見つめた。
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