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私と彼の8日間
第8章 7日目

じっと視線を感じる。

すると唇を重ねられた。

舌が私に促すように唇をなぞる。けど私は頑なに閉めた。

「....」

諦めたのか、チュッとすると顔を離した。
「....梓..目をあけて?」

ふるふると首を振ると、マサキ君が黙った。

様子を見ようと、うっすら目を開ける。

「..っ..どう..して..そんな顔するの?」
泣きそうな顔で私を見つめていた。

びっくりして目を見開くと、ぎゅっと抱きしめられた。

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