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私と彼の8日間
第8章 7日目

「ま、ままままさきくん!ごめんね!うちの親..」

笑っているマサキ君が顔をあげ私をみた。
(マサキ君が大笑いしてる!マサキ君が!)

嬉しくなってぎゅっと抱きつくと、そのまま押し倒される。

そして見上げると、あの意地悪な顔で囁いた。

「電車で人に見られてイっちゃうクセに....お母さんの前で恥ずかしがるなんて..可愛いね、梓。」

「!!」

そういうと、固まっている私に唇を重ねた。

幸せなキスはちょっとしょっぱかった。
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