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第9章 ８日目

（うわ..このピザも美味しそう..けど彼氏の前でピザはダメかな..汚くなりそう..ああ..パスタもいい..）

色々悩んでいると、目の前でプッとマサキ君が吹き出した。

「へ？」

メニューから顔をあげ見ると、肘を付いてじっと私を見ていた。

「な..何～？」

私が聞くと、微笑んで「何でもないよ。」と言う。

「決めた？」

「う、うん..これ..」

マサキ君に指さしながら見せると、ウェイトレスさんに注文してくれた。

何となくマサキ君を見るウェイトレスさんの顔が赤い気がする。