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私と彼の8日間
第10章 8日目→9日目

それを見て、マサキ君がクスッと笑った。
「梓、膝どうしたの?スリスリしてるよ?」

「はぅう..っ」

(意地悪~!)

触って、と言いかけてまた口を閉じるとマサキ君が眉をしかめた。

「なぁに?聞こえない。」

その間も胸をゆっくりもみあげる。

そして片手がさわさわと太ももをさすりだした。

「あ..やぁ...マサキ君意地悪ぅ...」

「僕が?どうして?」

「あ..もう..早くぅ....」

私は惚けるマサキ君の手に当たるよう身体を動かした。

するとたまたまクリに指先が当たって、

「あ!」

私は思わず叫んだ。
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