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私と彼の8日間
第10章 8日目→9日目
「..ん..マサキ..くん..」
「はぁ..なに?」
顔を覗きこむと、少し眉をひそめて私に尋ねた。
「マサキ君..好き....」
「....」
「好きぃ....」
私がまたぎゅっと引き寄せると、熱い吐息を吐いた。
「はぁ..梓....僕以外にそんな顔見せちゃダメだよ..?」
「ふぇ....?」
そしてゆさゆさとゆっくり腰を揺らし始めた。
「ふあっ..あっ....」
何だか奥から寄せてくる波のようなものが私を攫う。
「あっ..んぅ....マサキ..くぅん..」
(なんだか変な感じ..すっごく..)
不思議な感覚に何故か不安感を覚え、必死にしがみついた。