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私と彼の8日間
第12章 Ⅰ日目
すると頷いた。

「今までは仕事の延長のような感じだったが....いや、僕もその梓ちゃんに会ってみたいよ。」

「....」

(楽しそう..たしかにね..)

「..くすっ..楽しいよ、理想の女だからね。」

僕が言うと、少し微笑んで意味ありげに呟いた。

「..これからどうなるか..その子がマサキにとって....」

「は?」

「あや、なんでもない。」

僕はそんな父を無視して、部屋を出た。

そしてラインの返事を開く。

無意識に笑っていた。

「....榊原梓....面白い女。」
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