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私と彼の8日間
第13章 Ⅱ日目
「ふぇ....」
急に止まった快感に梓がすがりつくように僕を見上げる。
その目に、自分でも驚くほど欲情した。
自分の息子がビンビンなのはわかっている。
ツッこみたい。
しかし、物足りなさそうな彼女を見て、指を抜いた。
「なん....でぇ..」
スカートを元に戻すと、立ち上がる。
そのまま出口に向かった。
(あの場で犯してしまうところだった。名前で呼ばれていれば..僕は....)
さすがに処女を映画館で犯すのも申し訳ないという気持ちと、梓への自分の気持ちへの戸惑いで僕は自分を必死に抑えていたのだ。
梓はふらふらしながら僕を追いかけてきたようだった。