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私と彼の8日間
第15章 Ⅳ日目
戸惑ったような声に僕は立ち止まった。
「かき氷、食べるんでしょ?イチゴだね?」
「え....」
「かき氷を買いにきたんだよね?」
「....」
梓の前なら素でいられた。
全てを受け入れてくれそうな梓に、僕は秘密だって話そうかと考えたこともあった。全てをさらけ出して梓と向き合ってみたかったから..
黙る梓に僕は、振り返った。
(けどキミも、やっぱり僕を心から愛してくれないの..?)
縋る思いで僕は梓にきいた。
「ねぇ、どうして梓は、僕が女に囲まれてる時にいなくなったの?」
「...それ...は..」
「かき氷、食べるんでしょ?イチゴだね?」
「え....」
「かき氷を買いにきたんだよね?」
「....」
梓の前なら素でいられた。
全てを受け入れてくれそうな梓に、僕は秘密だって話そうかと考えたこともあった。全てをさらけ出して梓と向き合ってみたかったから..
黙る梓に僕は、振り返った。
(けどキミも、やっぱり僕を心から愛してくれないの..?)
縋る思いで僕は梓にきいた。
「ねぇ、どうして梓は、僕が女に囲まれてる時にいなくなったの?」
「...それ...は..」