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私と彼の8日間
第3章 2日目
「..え、あ、メガネ..だとさすがに..せっかくの服がって..」
「....」
何も言わず驚く松田君に、私は恥ずかしくてうつむいた。
Ⅰ時間以上あったので、近くのショップで買ったのだ。
あまりちゃんとしたものじゃないから、長くは付けられないが、まぁ8日間だけなら、と思って購入した。
「メガネが良かったら..」
私が鞄からメガネを出そうとすると、それを制する。
「いい。それで。それより早く映画行こう?」
そういうと私の手を握って映画館に向かった。