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私と彼の8日間
第16章 Ⅴ日目
「連れてって..」

僕は親父に、梓に全て話していいか了承を得に来てあっさりOKされたのだった。

「それに、マサキがようやく好きな子できたんだし~」

「好きとかわからないし。」

「好きなんだって!」

「..ちっ..」

20歳にもなって親父に恋愛どうこうの話をするなんて、恥ずかしいを通り越して自分が情けなかった。

「プライド高いんだよな~マサキは!女なんて好きになんねぇ!みたいな?まぁ小さい頃の教育の仕方が..僕も悪いんだけどさ~」

へへへ、と笑う親父を見て殴りたくなった。
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