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第17章 Ⅵ日目

乳輪をクルクルなぞると、立っていた乳首が痛そうに膨らんでいた。

「あっ....ん....」

我慢できないのか、胸を押し付けられ、乳首に指が当たらないよう避ける。

「ふふっ..梓はこの小説の子よりエッチだね....」

早く早く、というように必死に僕を上目遣いに見上げる梓から、目を小説に移す。

触って欲しいと梓の口から直接聞きたい。恥ずかしそうに言う彼女を見てみたい。

「『お兄ちゃん、そう呼ばれ僕のモノが苦しくなった。』....うーん..梓、これあまり面白くないね。」

「はあっ..あっ....え？」

息を荒くしていた梓をワザと放置してはパタンと小説を閉じて、胸からも手を離した。