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第17章 Ⅵ日目

（さあ梓..どうする..?）

ソファーにもたれかかると、梓がじっと僕をみた。
熱っぽい目をして、頬は赤い。

「どうしたの？梓。」

「あっう、ううん..あの..服..着てもいい..？」

耐えるように目を伏せ聞く梓。

「ダメ。」

「な、なんでぇ..」

「梓の本当の気持ちが知りたいから。嘘はだめ。」

「ほ、本当の..？」

僕は不安気に見上げる梓に頷いた。