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私と彼の8日間
第17章 Ⅵ日目
梓に親父のことや昔の噂の真相を話すると、放心していた。
そんな梓をまた僕の部屋に連れて行く所で、梓の携帯に連絡が入り帰らなくてはいけなくなった。
家まで送りながら、梓の反応が分からなくて無言になる。
これではいけないと思って、今度は僕の気持ちをちゃんと話そうと切り出すと、遮るように慌てて帰ってしまった。
(避けられた....?)
僕は呆然として、その場に立ち尽くした。
仕方なく家に帰ると、興奮している親父を無視して部屋に入り、梓に連絡してみる。
でも、返事は返ってこなかったー