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私と彼の8日間
第18章 Ⅶ日目

一気に顔が真っ赤になっていき、そのまま固まっている。
僕はそんな梓が愛しくて仕方なかった。

このまま、かき抱いてずっと側でみていたい。
そんなことはできないけれど。


僕はまだ照れている梓にチュッとキスをした。

初めは理想通りの女だと思ってた。
でも今は....

えっちで落ち着きがなくて、ちょっと泣き虫な大切な女。

僕は20年間で、やっと本当に大切な女を見つけた。

「....僕をこんな風にさせた罪は重いよ..?」

「..へ?」

耳元でささやくと、首を傾げた。

「ふっ..何でもない。」

「..?」

不思議そうに見上げる梓を、僕はまたキツく抱きしめた。

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