この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
私と彼の8日間
第19章 私と彼のはじまり
ゴムを素早く外したマサキ君が、私の隣に寝転ぶ。
ぎゅっと引き寄せられ、私は幸せに包まれながら胸板に触れた。
しかしその時..
「..梓ちゃあああん!!」
勢いよく部屋の扉が開いてベッドに誰かが飛び込んできた。
「ひやああああ!」
「うおっ!..な、何してんだよ!」
私はいきなり現れた女性に裸にも関わらず抱きしめられ、固まった。
「もうっ!今日くる予定だったなら連絡してよおっ!仕事早めに切り上げたのに!」
ムッとしたように言われ、私は身体を離しながら謝った。
「ご、ごめんなさい..急に決まったことで..」
するとニコッとして私をみた。
「仕方ないわね~..じゃあお仕置きー」
言い掛けた時マサキ君が呆れたように、口を開いた。