この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
私と彼の8日間
第20章 私と彼とやきもち

「榊原。ちょっといい?」
「へ?うん?」
そのまま付いていこうとすると、すっと猫耳をとられた。
「え・・・」
「話すのに視界に入って邪魔だから。」
「あ、ご、ごめん。」
猫耳を受け取り、メイド服のまま田所君についていく。
ひとつの机の前に来ると、紙を渡された。
「これ。当日のシフト表。」
「ありがと~…あ、田所君と一緒だね!」
(…っていうかほとんどシフト入ってるよお~)
泣きそうになっていると、田所君が頭を下げた。
「ごめん。他の子たち結構、違うサークルと掛け持ちしてるみたいで…ここだけなの榊原と俺くらいなんだ。」
「そ、そっか~…ううん!シフト組んでくれてありがとう!」
一応お礼を言って私はもう一度シフト表を見た。
(うう~…マサキ君にいわなきゃ~…)
考え込んでいると、田所君が心配そうに言った。
「もしかして予定とか…あ、例の彼氏と…」
「にゃっ!う、ううん!大丈夫!…っていうか、知ってるんだ…」
「まあ結構有名なうわさだし。」
「…へ、へへへ…」
思わず苦笑する。
「………」
すると、それだけ言って田所君は、じゃあ、と集まってるメンバーのほうへ歩いていってしまった。
「へ?うん?」
そのまま付いていこうとすると、すっと猫耳をとられた。
「え・・・」
「話すのに視界に入って邪魔だから。」
「あ、ご、ごめん。」
猫耳を受け取り、メイド服のまま田所君についていく。
ひとつの机の前に来ると、紙を渡された。
「これ。当日のシフト表。」
「ありがと~…あ、田所君と一緒だね!」
(…っていうかほとんどシフト入ってるよお~)
泣きそうになっていると、田所君が頭を下げた。
「ごめん。他の子たち結構、違うサークルと掛け持ちしてるみたいで…ここだけなの榊原と俺くらいなんだ。」
「そ、そっか~…ううん!シフト組んでくれてありがとう!」
一応お礼を言って私はもう一度シフト表を見た。
(うう~…マサキ君にいわなきゃ~…)
考え込んでいると、田所君が心配そうに言った。
「もしかして予定とか…あ、例の彼氏と…」
「にゃっ!う、ううん!大丈夫!…っていうか、知ってるんだ…」
「まあ結構有名なうわさだし。」
「…へ、へへへ…」
思わず苦笑する。
「………」
すると、それだけ言って田所君は、じゃあ、と集まってるメンバーのほうへ歩いていってしまった。

