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私と彼の8日間
第22章 私と彼と学園祭
「…あ~やっぱ青くなってるか…」

私は姿見で確認して、青黒くなっているところをちょっとなでた。

「っつ…これはマサキ君にばれたらやばい…」

(えっちできないなあ…)

暢気にそんなことを考えていると、お母さんに階下から呼ばれた。

「あずさ~!マサキ君きてるよー!!」

「は、はーい!」

急いで服を直し髪をとかす。
階段を駆け下りると、おなかが痛かった。
リビングにいくと、お母さんとマサキ君が談笑していた。

「おはようマサキ君!」

「あ、おはよう。」

微笑まれてキュンとする。

(今日のマサキ君もかっこいい!)

いってきまーす、と言って、私たちは大学に向かった。

「いよいよ学園祭だね~!」

「うん。あ、店行くからね。」

「や、やだよ~…」

「…あのさ、梓、僕……いや、何もない。」

「??」

(あ、ミスキャンパスのこと聞かなきゃ…)

「あのね、マサキくー」

「あずさ?」

口を開きかけて、後ろから名前を呼ばれた。

「へ?…あ、里~!!」



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