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私と彼の8日間
第22章 私と彼と学園祭
(おお!いいこと思いついた!)
「ねえ田所君、お母さんに電話したら?のどかちゃんと一緒にサッカー部いこ!マサキ君とこ焼きそばやさんなの~!だから、ついでに焼きそば食べれるし、マサキ君に会えるし、次のシフトのときに鞄からクッキー取ってくるから!」
「え?…あーうん、いぃ…けど、大丈夫か?」
「へ?何がー?」
(ふふんっ!我ながらいいアイデアだ!)
「…まあいいや。じゃあのどか、いこっか。」
「うん!」
のどかちゃんは頷くと、私の手まで握ってきた。
(ふわああ~…小さい手だぁ~)
「の、のどか、は、恥ずかしいから。それにお姉ちゃん嫌がって…」
戸惑い気味に歩き出した田所君に私は首を振った。
「いいの~!このまま手繋いでいこーね、のどかちゃん!」
「うん!のどか、梓おねーちゃん好き!」
「うにゃ~うれしい…」
今まで小さい子には泣かれてばっかりだったから、涙が出そうになるくらいうれしかった。
「ねえ田所君、お母さんに電話したら?のどかちゃんと一緒にサッカー部いこ!マサキ君とこ焼きそばやさんなの~!だから、ついでに焼きそば食べれるし、マサキ君に会えるし、次のシフトのときに鞄からクッキー取ってくるから!」
「え?…あーうん、いぃ…けど、大丈夫か?」
「へ?何がー?」
(ふふんっ!我ながらいいアイデアだ!)
「…まあいいや。じゃあのどか、いこっか。」
「うん!」
のどかちゃんは頷くと、私の手まで握ってきた。
(ふわああ~…小さい手だぁ~)
「の、のどか、は、恥ずかしいから。それにお姉ちゃん嫌がって…」
戸惑い気味に歩き出した田所君に私は首を振った。
「いいの~!このまま手繋いでいこーね、のどかちゃん!」
「うん!のどか、梓おねーちゃん好き!」
「うにゃ~うれしい…」
今まで小さい子には泣かれてばっかりだったから、涙が出そうになるくらいうれしかった。