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私と彼の8日間
第23章 私と彼とすれ違い
「のどか。口の端ついてる。」
「う~ほっれ?」
焼きそばをもぐもぐしたまま唇を突き出すのどかちゃんに思わず頬が緩む。
ため息をつきながら満更でもなさそうに、田所君がグイととってあげる、そんな光景がほほえましい。
(そろそろマサキ君交代かな~…う~やっぱり一緒に回りたかったな~…っていうか萌ちゃんと歩いてるとこなんてお似合いすぎて見たくないよ…)
ちょっと水気の多い焼きそばをかきこみながら、サッカー部の店のほうをちらちら見ていると、いきなり手が伸びてきた。
「ひゃうっ!?」
「あ。ごめん…ここ、榊原も付いてたから…」
田所君が出しかけた手をひっこめて、自分の口を指差した。
(び、びっくりした…てか、恥ずかし~6歳の子と変わんないよ…)
「あ、ありがとう~」
苦笑いして唇をぬぐった。
「気になる?ごめんな。のどかが…」
「ノンのせい~?」
「う、ううん!全然大丈夫!」
その後私たちは焼きそばを食べ終えて、少しキャンパスを回ってから店に戻った。
「う~ほっれ?」
焼きそばをもぐもぐしたまま唇を突き出すのどかちゃんに思わず頬が緩む。
ため息をつきながら満更でもなさそうに、田所君がグイととってあげる、そんな光景がほほえましい。
(そろそろマサキ君交代かな~…う~やっぱり一緒に回りたかったな~…っていうか萌ちゃんと歩いてるとこなんてお似合いすぎて見たくないよ…)
ちょっと水気の多い焼きそばをかきこみながら、サッカー部の店のほうをちらちら見ていると、いきなり手が伸びてきた。
「ひゃうっ!?」
「あ。ごめん…ここ、榊原も付いてたから…」
田所君が出しかけた手をひっこめて、自分の口を指差した。
(び、びっくりした…てか、恥ずかし~6歳の子と変わんないよ…)
「あ、ありがとう~」
苦笑いして唇をぬぐった。
「気になる?ごめんな。のどかが…」
「ノンのせい~?」
「う、ううん!全然大丈夫!」
その後私たちは焼きそばを食べ終えて、少しキャンパスを回ってから店に戻った。