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第24章 私と彼と新参者

「..男の子ってやっぱり大きいねぇ～」

まじまじと見て腕を通そうとした時、ガバッと後ろから抱きしめられた。

「えっ..!？」

思わずジャージを落としてしまい、私は下着のまま田所君に後ろから抱きしめられていた。

「..た、田所君..私着替え終わって..」

「男だよ。」

「..へ？」

私はびっくりして首だけ振り返った。
真面目な顔で見つめられドギマギする。

「男だから。好きな奴が後ろで着替えてるのに...ごめん。俺、ずっと榊原が好きだったから..」

「た、田所君..」

「ずっと触れたかった..」

その言葉にドキンとした。
ゆっくり首筋に唇を押し付けられ、ビクッとなる。