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私と彼の8日間
第24章 私と彼と新参者
そこには手足を縛られた男が3人いた。
「こいつら昨日から大学の前でウロウロしててよ....見たことある顔だったから声かけたんだ。そしたらー」
『おいてめぇら。何彷徨いてんだよ。』
『あ?....お、お前、北村里!?』
『へ~私を知ってんのか?』
『ねぇ里。こいつら見たことない?』
『..ん?..あー確かに....』
『くそ。虎狐女の奴らか....榊原梓が呼んだのかよ..』
『ああん?梓?なんだ梓が何だよ?』
『..何でもねぇ。ほら行くぞお前ら。』
『おい待てよ!』
引き止めるにも構わず歩き出した三人を不審に思ってみんなで囲んだ。