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私と彼の8日間
第24章 私と彼と新参者
そして最後の客が帰って店仕舞いになった夕方。
先輩方に後片付けを申し出て、数人で片付けていた時だった。
ーガラガラッー
いきなり開いた教室の扉に全員の視線が集まった。
「..里?なんでここにー」
息を荒くしている里に、私はびっくりしてかけよった。
「いいからお前ちょっと来い!」
「う、うん。」
廊下に出て里と向き合う。
よく見るとジャージが汚れていた。
「里どうしたの?それ..」
「梓一昨日なにかあったか!?昨日言ってた男って、もしかしてこいつらじゃね!?」
私はいきなり携帯の画面を見せられ、首を傾げた。
「..わかんない..」