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私と彼の8日間
第24章 私と彼と新参者

男たちは慌てて立ち上がって逃げる体制をとった。

『おいおい。逃げんなよ?』

『こっちには聞きたいことあんの~』

『な、なんだよ!』

『…梓のこと。もしかして梓が言ってた男たちって…お前らのことじゃないかなーってな。』

私たちが言うと、息をのんだ。




「ってことで。簡単に捕獲していまは前の虎狐女の陣にくくりつけておいてあるんだ。なかなか口割らなくてさ…」

里が言い終えると、もう一度写真を見せてきた。

「で。こいつらだろ?」

「わかんなー」

「そいつらだよ。」

「!?」

いきなり後ろから田所君の声がして、私は驚いて振り返った。

「田所くー」

「榊原を襲った奴ら。顔見たから。」

「…梓、やっぱり襲われたのかよ!?」

里がすごい形相で私を見た。

「お、おそわれたけど…未遂だったから…」

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