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私と彼の8日間
第25章 私と彼とこれから
「..刺されたおかげで、毎日梓が僕の所に来てくれるし..田所は諦めてくれたし..何より梓が僕だけを見てくれる。」
「ま、マサキくんっ..」
「そう考えたらつまり、頼江さんの右腕が使えなくなって、人を刺して、僕が刺されて..全部有り難く感じてる僕は、最低だ。」
「そんな..マサキくんは私を守ってくれて..」
そう。
あの時、私が刺されるはずだった。
しかし走ってきたマサキ君が間に入り、抱きしめられた。
そのまま颯太のナイフがマサキ君に刺さったのだ。
幸い刃渡りの短いナイフで、傷は浅かったけど私は生きた心地がしなかった。
そして、私の虎狐女時代と、その時に姉の人生を無茶苦茶にしたということをダシに前田萌に脅されていたことも聞いた。
周りにバラされないよう松田君はダンスの件も、私と別れることも承諾したらしい。
けど離れられなくて..
全ては私への復讐と、マサキ君を手に入れるための準備だった。
「ま、マサキくんっ..」
「そう考えたらつまり、頼江さんの右腕が使えなくなって、人を刺して、僕が刺されて..全部有り難く感じてる僕は、最低だ。」
「そんな..マサキくんは私を守ってくれて..」
そう。
あの時、私が刺されるはずだった。
しかし走ってきたマサキ君が間に入り、抱きしめられた。
そのまま颯太のナイフがマサキ君に刺さったのだ。
幸い刃渡りの短いナイフで、傷は浅かったけど私は生きた心地がしなかった。
そして、私の虎狐女時代と、その時に姉の人生を無茶苦茶にしたということをダシに前田萌に脅されていたことも聞いた。
周りにバラされないよう松田君はダンスの件も、私と別れることも承諾したらしい。
けど離れられなくて..
全ては私への復讐と、マサキ君を手に入れるための準備だった。