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私と彼の8日間
第4章 3日目
「人間がしてるんだよ。そんなに怖がらなくても..」
そしてニヤリとすると、まだそこにいる幽霊に聞こえるように
「てゆうか叫び声より、喘ぎ声に聞こえたよ?バイブ、そんなに良いの?」
と言った。
(ま、松田君!?)
幽霊の化粧した顔がピクリと少し動いた。
「ま、マサキくん!おっきな声でいわないでよ!」
私が焦っていうと、またバイブが動き出した。
「はあん..やっ..そんな....」
明らかに違う声色に、幽霊役の男性の鼻息が荒くなった。