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私と彼の8日間
第4章 3日目
「梓、遅かったね。」

ニッコリ笑う松田君に、私も作り笑いを返す。

「そうかな?」

「また一人でイッちゃった?」

「....!?」

クスクス笑うと松田君は固まる私の手を取って、歩き出した。


19時を過ぎ、最後に観覧車に乗ることになった。

「綺麗だねーマサキ君!」

窓の外を見て振り返ると、うん、と答えた。
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