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お義父さんといっしょ〜変態日記〜
第1章 始まりの話し
しばらくの沈黙をひまわりが繋いでくれた。

山から吹き下ろす風が食卓にまで届いてひまわりがゆらゆらしていた。

「そんなこと、思わなくていいよ。」

お義父さんが怪訝そうに顔を向けた。

「覚えてるかどうか分からないけど、去年のいつだったかな

私、良夫さんの所に何日か泊まりで行ってくるって言って

その日に帰ってきたことあったでしょ」

しばらく考えて

「ああ、はいはい。あったな、そんなこと」

「良夫さんが急な出張になったって言ったでしょ。

あれ、嘘なんよ。私が突然行ったから、見ちゃいけないもの

色々見ちゃってね。」

お義父さんの箸が止まった。

「そうだったんか。もう言わんでええよ。

あいつがのう、クソ馬鹿たれが。」

お義父さんは乱暴に箸を置いた。

「良夫さんが寂しいなら仕方ないと思うんよ。

そう思うしか無いんよ。だってここを出て行かないと

いけんくなったら私、お義父さんとサヨナラしなくちゃ

いけなくなるんよね。それは嫌じゃけえ」

「それはそうじゃけど、なんか許せんのう。

こんな可愛い嫁さんもろうといて、舞ちゃんが可哀想じゃ」

「ありがと、気持ちだけで十分よ。今更じゃけえ

荒立てんといて。」

最後の揚げ浸しを私が箸にとって

「昨日のお義父さんの言葉って、酔ってたかもしれないけど

本当の気持ちなんよね?」

「ああ、寂しいよ。寂しいし舞ちゃんみたいな

可愛い嫁さんがずっと側におって触れることも出来んのよ。

男としてはなかなかしんどいわ。」

「ありがとう、私もすごく嬉しいんよ。

昨日のお義父さんの言葉を聞いてね、決めたんよ。」

お義父さんが少し座り直した。

「私ね、お義父さんと一生連れ添うって。」

お義父さんは目をまん丸にしてた。

「お義父さんの全てを受け入れるし、

私のありのままを受け入れてほしいんよ」

ひまわりを揺らす風には初秋の匂いが混じってた。




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