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一生出られない鳥籠
第18章 18・瑞峰馨になってしまった瞬間
報告を終えた葱、萊はマンションに戻り、ソファーに座って息をはいた・・・

ふぅー・・・馨、嘘偽りない目を柚羽音、虎隆に向いてたな。

『萊、八緒巳組の若頭に教えてやれ』

「承知致しました。」

萊は携帯電話をタップし、八緒巳組の若頭の榎琉に電話した・・・

プルルルッ

榎琉だ。

「今晩は?萊です。」

どうした?

「馨を見届けて来ましたよ。」

・・そうか。すまねぇ・・

「いいんですよ。馨は後悔していないと思いますよ。」

ああ。あ、将紀が話したいって言ってるから変わるぞ。

・・もしもし萊兄さん?

「将紀。」

ごめんなさい。俺が八緒巳組に行かなきゃ・・

「将紀、それは禁句ですよ。葱はちょっと寂しそうにしてますから。」

うん。馨は・・?

「滝川馨の姓は抹消されましたよ。これからは瑞峰馨になります。」

・・・俺、後悔だらけなんだ・・どうすれば・・

「将紀は双子を立派に育てなさい。そうすれば馨は嬉しいですよ。」

わかった・・榎琉に変わるね

・・萊、俺からも謝っとくわ。

「いいえ・・・犠牲になってくれた馨をわすれないでくださいよ。」

ああ。じゃな・・

プツッ・・ツーツー・・
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