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一生出られない鳥籠
第7章 7・雪美の背中に刺青彫られる
刺青師は天城から聞いた牡丹と龍の絵を描いた・・

《滝川、天城・・これでどうだ?》

『ああ。問題ねえ・・』

「ええ。それで構いません。」

《んじゃ、彫るぞ!》

刺青師は一心不乱に彫り始めた・・・

掘り始めて30分後・・《少し休憩するわ。》と言い、煙草を吸いにベランダに出た・・・

『どうだ?雪美・・』

〔かなり痛いですが我慢してます・・。〕

『いい子だ。その刺青は何日間かかけて彫り、完成する。』

〔はい。〕

「今日は筋彫りですから、二時間はかかるから我慢しなさい。」

〔はい。わかりました。天城様・・〕

そして刺青師が戻ってきて再開された・・
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