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一生出られない鳥籠
第9章 9・結羽・葱・來の饗宴
天城が翡翠に電話して40分後・・インターホンが鳴った・・

ぴーんぽ~ん

天城がすかさず玄関に足を滑らせた・・

玄関のドアを開けると翡翠と将馬と数馬が来ていた・・

〔よっ!連れてきたぜ。〕

「あがってください。」

翡翠と将馬と数馬があがってきて「葱、翡翠と将馬と数馬が来ましたよ。」と薄笑いしながら言った・・

『翡翠!わざわざ悪いな。』

〔いいよ。あ、こいつ、右が将馬、左が数馬な。〕

(初めまして!葱さん、來さん!)

『来て貰ってすまないな。』

(いいよぉ!躾て欲しいってのはそれ?)

将馬が結羽に指を差しながら聞いた・・

『そうだ。頼む。将馬、数馬、そいつを何日で躾られる?』

将馬と数馬は結羽に視線を滑らせ、見据え、(3日・・かな。)と言った。

『3日で可能なのか?』

(うん。ただし、鬼畜で調教するけど。それ以上なら昴兄さんが的確だけど。)

「え?昴?翡翠?」

〔あー、昴は闇の調教師だ。ただ、えぐい。〕

「マジですか?」
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