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一生出られない鳥籠
第11章 11・雪美浚われる・・
そして・・

天城、滝川は薄笑いしていた・・

すると

「よう。組長と若頭は確保したぜ。」

『待ってたぜ。雌豚はこいつだ。あとよろしく。』

滝川は沙羅に口を開いた。

『お前は要らない。あばよ』

沙羅は目を見開き口を食いしばりながら立ち向かった・・

ドガッ・・

「おーっとこのヤッパはいただけないな?寝て貰うぜ」

荒木が沙羅の首に注射した・・

バタン・・

『報告は電話で頼むわ。今から雪美のケアしないといけないからな。』

「ああ。あとでな。」
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