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少し愛して
第8章 セックスレス
「はい、眠れません」
「じゃ、薬を出すからその薬飲んで様子見てくれないか?」
「はい、分かりました」
こんな会話があり診察は終わったのだ。
千佳は診察が終わると薬局に行った。
そこで、デパスを出された。
睡眠障害の初期ではデパスの効果はかなりあった。
このデパスで千佳は夜眠ることができるようになった。
だが、二人のセックスレス状態は改善されることは無かったのである。
千佳は佑貴とセックスがしたかった。
昔のように愛し合いたかった。
でも、今はそれができなかったのだ。
そして、千佳は心療内科に毎月通うようになったのである。