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第2章 思い出

離れた彼に連絡をしたのは私からだった

再開したその数時間後に私は彼に抱かれた

抱かれたかったから連絡した、

だから後悔なんて微塵もなかった

月に一度しか会えない・・・

でも、この時間は私を、私の躰を確実に変化させている

私に女の悦びを教えてくれたのは彼だ



彼は離れてる間に結婚し離婚していた

今は年上の女性と同棲中らしい

どんな女なのか・・・どんなふうに暮らしているのか・・・

あまり話さないので分からないのだけど・・・

噂は昔の同期を通じてたまに入ってくる

子供の写真を財布の中に見つけたことがある

パパなんだ・・・

私に子供はいない・・・

子供・・・・胸が痛くなる言葉



彼と淫靡な関係を持つことになった原因は「子供」だから・・・