パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第4章 日常

だからねぇ、もうちょっと家のことをやってほしいのよねー

主婦は忙しいんだから


日曜もゴルフか寝てるかでしょー


そうそう、うちもよー子供ほったらかしなんだから


平日は呑んで帰ってくるか、メシ、風呂、寝るだもんねぇ



夫の話に花が咲く・・・

でも、この人たちはこうして息抜きできてるわけだし・・・

幸せなんだろうな

夫と子供、夜は賑やかで温かい団欒が日常なんだろうな

私は夫を愛している

でも、普通の夫婦の関係とはちょっと違うのかもしれない・・・

狂おしいほどの快楽のあとは身を絞られるような寂しさに包まれる・・・

分かっていながら虜になっている私

元彼と私は・・・結ばれない・・・でも、

分かっていてもやめられない



ナミ先生ー



呼ばれて生徒さんのもとに行く



ここがうまくいかなくてぇー



お上手ですよ、ちょっとここはこうして・・・・


と、筆を持つ彼女の手に私の手を添えて動かす　　

彼女は里美さん、40代半ばの２人の子供のお母さん

柔らかい手、太くて丸い感じの指、優しさを感じる

優しいお母さんそんな感じがする