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ふたりのおとこ
第4章 日常
ナミ先生、この後ランチ行きませんかー
数人の生徒さんが声をかけてきた
ごめんなさい、今日はちょっと
夫が昼過ぎに家に寄るって言っていたの
相変わらずナミ先生はだんなさんとラブラブねぇ、
きゃあ、まるで女学生のような笑い声をたてて彼女たちは出て行った
ラブラブ・・・そうね
子供がいない分、いっしょに出かけたりすることは多いと思う
夫に合わせることも子供がいる夫婦より多いだろうから
端から見たら仲良しラブラブに見えるに違いない
でもどうだろう・・・
夫が子供のようになってしまってるのかもしれない
たとえばふたりで出かけて食事の時
子供がいれば子供に何食べたいのか聞くのだろうけど
私たちはお寿司が食べたいと思ってても夫が中華と言えば中華になってしまう
本当のところは分からない
時間がない、急がなきゃ・・・
慌てて部屋をでた
数人の生徒さんが声をかけてきた
ごめんなさい、今日はちょっと
夫が昼過ぎに家に寄るって言っていたの
相変わらずナミ先生はだんなさんとラブラブねぇ、
きゃあ、まるで女学生のような笑い声をたてて彼女たちは出て行った
ラブラブ・・・そうね
子供がいない分、いっしょに出かけたりすることは多いと思う
夫に合わせることも子供がいる夫婦より多いだろうから
端から見たら仲良しラブラブに見えるに違いない
でもどうだろう・・・
夫が子供のようになってしまってるのかもしれない
たとえばふたりで出かけて食事の時
子供がいれば子供に何食べたいのか聞くのだろうけど
私たちはお寿司が食べたいと思ってても夫が中華と言えば中華になってしまう
本当のところは分からない
時間がない、急がなきゃ・・・
慌てて部屋をでた