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ふたりのおとこ
第9章 闇
夫は子供がいないことを私のせいだと思っていたんだ・・

私が流産してしまったのは事故のせいかもしれない

でも、その理由を作ったのは夫とあの女・・・

私と私の赤ちゃんはいわば被害者・・・

病院で私は泣きながら看護婦さんに話した

看護婦さんは黙って話を聞いてくれた

退院してからも何年も彼女にいろいろ話を聞いてもらい

夫とのこの先の生活についても相談したりして

彼女の存在が私を立ち直らせてくれた

また・・・話を聞いて欲しい・・・そう思う




シャワーと着替えを済ませ、駅に向かった

家にいることは耐えられない気がした

駅ビルのカフェでぼんやりコーヒーを飲む

午前中の店内は空いていた



おかわり、いかがですか



お店の店員さんが明るい声をかけてくれた

冷めたコーヒーを飲み干してお代わりをもらう

新しいアツアツのコーヒーのいい香りがあたりに漂う
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