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快楽絶頂に朽ち果てるまで終わらない輪姦
第19章 【やっぱり私は犯されるのが好き💕】
「どうするのよ!400万なんて大金……これから大学まで行かせなきゃならないのよ!馬鹿!」
泣き崩れる母を宥める娘たち。
社長も警察沙汰にはしたくないと言う。
15年務めた古株である父を思っての最後の情けであろう。
家族との対面も初めてではない。
何回か顔は合わせたこともあった。
アットホームな人柄で父もだいぶお世話になっていたはずなのに。
お金は人を変える。
家族に内緒で株を始めていたらしい。
素人のくせに誰かに騙されてそのまま根こそぎ元金取られて、ついに会社のお金に手をつけてしまった。
父は元々気の小さな人。
コツコツと真面目に働く父だ。
「すまない」と肩を落として、いつもの面影は完全になくなっていた。
社長に向かって母も土下座した。
必ず返すからせめて父の首は切らないでもらえないかと交渉し始めた。
娘二人もつられて土下座した。
まさかこんな事になろうとは数時間前までは微塵も思わなかっただろうに。
「返すって言ってもどうするの?学資保険でも解約するのかい?そしたら大事に育てた娘の夢や未来も飛んじまうよ?黙って勝手に使ったことは悪いことだ、それはちゃんと償ってもらう、けどね、失った信頼はなかなか取り戻せんのだよ」
娘もこれからどうなるのか内心ハラハラしていた。
ブライダルに進む道、看護師に進む道が閉ざされてしまうのだろうか。
学校も辞めて明日から社会へ出なくてはならなくなるのだろうか。
こんな何の経験もない学生、どこが雇ってくれる?
バイトしてもあんな大金には届かない。
返済期限になっても利子だけで精一杯ではないか。
母も週に3日ほどのパート生活だ。
ほとんどを父の収入で生活していた。
応接間のドア鍵がカチャンと閉められた気がした。
「え〜そこでだ、娘さんの学校関係、一旦こちらで面倒見ましょう、その代わり、キミたちはうちの会社から奨学金としてお金を借りる訳だ、社会人になったら少しずつ返していくシステムだよ、聞いたことはあるね?だから安心して今の学校には通いなさい」
社長の心温まるお言葉に父も母も涙を流して頭を下げる。
娘たちもそれには大層ホッとして胸を撫で下ろしていた。
「本題はここからだ……」
社長の次の言葉に幹部たちも顔を見合わせている。