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夫婦で妊活旅行に行く話
第7章 白浜の…夜は… *

激しくしていた腰の動きを
透真が緩めて ゆっくりとした
リズムの抽送を繰り返して来る

「んあぁっ、いいからっ、
んあぁ、もぅ、出して、いいからッ」

「さっさとイケって言われるのもさぁ
それはそれで、複雑なんだけどなぁ~」

「でもっ、透真が出して、くれないと…ッ
んんぅ、あ、赤ちゃん…出来ないんだよ?」

ズルズルとえっちを続けて居ても
出来る物も出来ないので
そうして欲しいという意味なのだろうが

「それもそっか」

そう透真が納得した様に言うと

ズパンッと後ろから勢いよく
最奥を貫かれてしまって
その抽送の勢いでののかが
自分の顔をベッドに
押し付ける格好になる

後ろから 透真がベッドに
付いていたののかの両手に
自分の手を重ねるとギュッと
上から手を握り込まれてしまって

手を押さえ込んで繋がれたままで
グチュグチュと中をかき回される

「ふぁぁ、んぁ、んんっ
透真ぁ、それ…、気持ちいい…ッ」

「ののかはえっちの時さ、
手、繋ぎながらするの好きだもんな。
さっきから、中、めっちゃ締まってるしッ。
ののかッ…はぁ、はぁッ」

そう言いながら 透真が
今までのガツンガツンと
奥を突いて来るような激しい抽送とは違って
グリグリと亀頭を子宮口に押し当てて
抜き差しをせずに押し込んで刺激をして来て
頭の中が甘い痺れで蕩けそうになる

「んあぁ、はぁ、気持ちいい……ッ、
あぁ、透…、真も、一緒っ、がいいっ
んああっ、一緒に、気持ち良く…なって?」

それまでの ベッドも私も
壊されちゃうんじゃないかって程の
激しい抽送とは違って 
ゆっくりと優しく奥を刺激されて
むず痒さにも似た快感に身体を震わせる

気持ちいい…のに 物足りない

さっきまで みたいな激しさが
今は欲しいと思ってしまっていて

「んあぁ、透真っ、ん、透真ぁ…、あぁんッ。
今してるみたいにじゃなくてっ、
激しくして…欲しいのッ、んんっ、
あふぁ、んっ、さっき…みたいにして?」

「激しくするのは良いけどさ。
後で文句、言わない?ののか」

ズチュンっと腰を強く打ち付けられて
ズンズンっと腰を押し込まれる
その度の全身を快感が突き抜けて行く

「んあぁああんっ、はぁ、んっ
凄いっ、激し…っ、んんっ、はぁ
あぁんっ、言わな…いからっ、お願いッ」

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