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夫婦で妊活旅行に行く話
第9章 白浜の最終日の夜は…… *
透真が耳元に口を寄せて来て

「責任取れって言いたいの?」

「…――ッ、なっ、何ッ?
今日の旦那さんの、
色気がヤバいのですがッ?
どうしたの?透真、変な物食べたとか?」

「あのなぁ、ののか、
俺が何を食べていたかなんて、
ずっと四六時中一緒だったんだからさ。
ののか、だって知ってるじゃんか。
さぁ、一緒に、風呂に入ろうよ、ののか」

ソファから立ち上がらされて
そのままバスルームまで連行される
鏡の付いた洗面台の前の脱衣をする場所で

後ろから透真に抱き締められてしまって

首に掛かっている髪を
その手がサイドに避けて来ると

昨日付けられた歯形と跡が
ちゃんとそこに残っているのかを
彼が確かめている様で

ちぅ…とその後にキスを落とされて
舌をその部分に這わせて来る

身体に回されていた方の手が
ののかの身体を弄って来て

「…っ、は、…あっ…んッ」

ぴく…と小さく身体を跳ねさせながら
ちょっとした刺激にも反応してしまう

自分の身体が ここまで
敏感だと憎らしくも感じてしまう

透真に可愛がられて
愛されて 抱かれれば抱かれる程に
感じ易い身体が更に感じ易くなってしまう

「ののか、鏡…、あそこの…見ててよ」

鏡の中の自分の姿を見る様にと
透真が促して来て
反射的に閉じてしまって居た目を開くと

胸を揉んでいた手が片方離れて
背中を撫で降りながら仙骨を
服の上から撫でつけて来る

「んっ…あぁ、はぁ…あっん」

「どう?見えてる?ののか」

透真がそう耳元で囁きかけて来て
そのまま耳の縁を舌でなぞって来る

耳の穴の縁の軟骨を
舌で透真がくすぐって来る

「ののか、可愛い…」

「んやあぁ、何でっ…、はぁ、あっ」

服の下に入り込んで来たその手が
ブラのフォックを外して
おっぱいの付け根のラインを撫でて
下から掬い上げて持ち上げる様に
透真のその手に乳房を揉まれる

「ののか…ねぇ、見えてる?
俺に、こうされてる、ののかは
綺麗だって…思うんだけどさ」

「んんっ、ああっ、言わないでッ…」

女性としての部分を 透真に

褒められてるのは分かる

妻としての私ではなくて

女としての私を褒めてくれてるんだって

「ふぁ、あぁ、んんっ、あっ」

スルスルとその手が下腹部に伸びて来て
スリスリと下腹部を撫でて来て

その手の下には子宮がある


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