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第2章 そうだ、和歌山へ行こう！

そう…透真が突然…
べらべらと隣で話を始めて
透真ってそう言う…日本の神話とか
神様とか…興味あるって言ってたっけ？

私は…あんまり興味ないけど

「共に祭られている事が多いんだけどさ
大国主命と共に国造りをした神様なんだよね～」

ん…？ってちょっと待って
大国主命？何かどっかで聞いた事あるかも？

「あっ、思い出した、あれだ！
オオクニヌシノミコトさん、
昔ペルソナしてた時にお世話になったことある
オオクニヌシノミコト。好きだったもん」

「いや、それはゲームの話でしょ？
てか、ののか、ペルソナしてたの？」

「私がしてたのは、シリーズでも
番長でもジョーカーでもなくて、
キタローの方ね。でもさ、私さ
当時から疑問だったんだけどね
…あのシリーズってさ」

ののかが何とも言えない顔をしながら
ペルソナの主人公の話をして来て

「言うな、ののかの言いたい事は大体分る。
あれの事を言ってる？コミュの話。
女性からすれば、引くのは分かるわ、
ちゃんとペルソナ５には、主人公がさ
バレンタインに関係を持った女性陣と
修羅場になって制裁されるイベントがあるから」

「いや、もう、それ３の時にさぁ
え？？え？こっちとも？？ってなったもん
コイツ、何股するのって…思ったし…」

そんな話をののかと透真がしながら
車は一路和歌山に向けて南下して行く

伊丹空港の近くを通りかかって
飛行機が飛んでいるのが見えて

「透真！見て見てっ！
上ッ飛行機飛んでるよ！」

「いや、それはそうだろ？
空港があるんだからな。
伊丹空港は、大阪国際空港が
正式な名称みたいだけどさ、
伊丹空港って言ってるしさ
伊丹ってさ、ぶちゃけ兵庫県じゃん？」

「ああ、それ？
某ネズミの国みたいな事かって意味？
伊丹空港はね、伊丹にあると思われてるけど。
一応敷地は大阪府の豊中市と池田市と
兵庫県の伊丹市を跨ってるんだよ」

そうののかが伊丹空港について
説明をして来て

「でも、あっこの空港ってさ
神戸よりはデカいけど、国内線しか飛んでなくね？」

「それは、今はそうだけどね。
昔は、関空が出来るまでの間は
国際線が伊丹空港から飛んでたんだよ」

「大阪と言うのにイマイチ納得が
俺としては行かないんだけどなぁ～」

いつの間にか話題は
ペルソナの修羅場イベントから
大阪国際空港に移り変わって行っていて