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夫婦で妊活旅行に行く話
第9章 白浜の最終日の夜は…… *

透真の言葉が聞こえないと
言いたげに明後日の方向を向いて
ののかが聞こえない様にしていて

飲み込んでも味わってもダメと
透真に言われてしまったので

だら―――ッと口の中で
咀嚼して自分の唾液と混じった
透真の精液をののかが
自分に手の平に上に出して

じぃ―――っと自分の口から出した
それをののかが眺めて居たのだが
それをどうするのかと
自分の出した物の行方を透真が見ていると

白濁した液体を ヌルっとののかが
その液体の乗った手の平を
自分の両胸に塗り広げる様に擦り付けて

そのまま その手を
ののかが自分の腹部へと滑り下ろして

下腹部の辺りにまで
精液を塗り広げ居て行くと

自分の胸元に残っているそれを
指先に絡め取りながら掬い取り

ちぅ…っとその指を
フェラをしたりないとでも言いたげに
指を舐めてののかがしゃぶりとる

名残を惜しむ様にして 指を
自分の口から ののかが抜き取って

自分の指の先に ちぅっとキスをする

「おい、ののか?
それは…いくら何でも、エロ過ぎ…ッ」

そう透真がののかに声を掛けると
ハッとした顔をしていたので
意図的にと言うよりは無意識の行動らしいけど

無意識でしてたとしても
逆にその方が えっちで
厭らしい事には違いないしな…マジで

「とりあえず、それ、流さないとな。
先に風呂に入るぞ、ののか」

そう言って 立ち上がらされて
そのまま背中を押されて
透真にお風呂場にそのまま連行されて

ジャアアアッっと自分の胸に塗り付けた
透真の精液をシャワーの
お湯で綺麗さっぱりと流されてしまって
勿体ないとすら感じてしまっていた

「流しちゃったの?透真の…やつ…」

「何だ?ののか。
そんなに、さっき出した分が惜しかったのか?
そんなに、俺の精液が欲しいんだったらさ。
ののか、心配しなくてもいいって。
今からさ、ののか中にも、
俺の、精液たっぷりと出すからさ。
それなら、ののかも納得してくれる?」

この数日は 私の記憶では

ずっと彼にそうされてるけど

毎日そんな奥の奥に彼の精液を

注ぎ込まれるセックスばかりして居て

ゾクゾクと自分の本能が

そうされる事に喜んで震えているのを感じる


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