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夫婦で妊活旅行に行く話
第9章 白浜の最終日の夜は…… *
その部分の汚れを落とす様にして
両胸から塗り広げた部分を中心に
泡立てたボディーソープで
透真の手で丁寧に全身を洗われて
彼に尽くされてるのだと
愛されているのだと
その触れる手の優しさから感じる
「ねぇ、透真、キス…したいんだけど」
「えっ?キス、今、したいの?
だったらさ、先にののかのお口をさ、
ぐちゅぐちゅぺーしてからね?
じゃないとキスが、俺の
精液の味になっちゃうじゃん…嫌だしッ」
「透真の出したやつじゃんかっ」
口をゆすぎなさいと言いたげに
こちらにシャワーヘッドを向けて来て
キスがしたかったから
うがいをしなさいと言うので
ののかが自分の口を開けて
シャワーのお湯で口ゆすぐと
そのお湯を排水口に向かって吐き出して
もう一回と透真に言われて
それをもう一度繰り返して
透真の顔を見ると うんと透真が
首を縦に振ってくれたから お許しが出たので
自分から彼の肩に腕を回して
唇を奪う様にして
彼にキスをしてしまって居て
グイグイと自分の唇を押し付けてしまう
押し付けていた唇を透真が
唇で挟み込んで来て吸われてしまって
「んぅ…やぁ、透真ぁぁん、
やぁ、口吸っちゃ…んんっ、
唇…っ、ぽってりして腫れちゃう」
「いいじゃん、口が腫れてもさ。
厚みのあるぷっくりとした
ののかの唇はセクシーじゃない?
俺は、ののかの小さいけど
ぽってりしてる唇…がさ、好きなんだけど?」
そのまま 流しっぱなしの
シャワーを上から豪雨の様に
浴びながらのキスに夫婦で溺れていた
「さて…と、ののか、
そろそろ、キスもさ、
ここらで終わりにして置かないと。
このままここで、いつも通りに
えっちしちゃう流れになっちゃわない?」
そう言われて頭と身体を洗うと
バスルームを後にして
身体を拭いて パジャマを着ると
一緒に洗面所で仲良く並んで
一緒に歯磨きを済ませる
いつも通りに 透真が
髪の毛をドライヤーで乾かしてくれて
「さて、準備もOKの事だし。
白浜の最後の夜をさ、
ののかと、一緒に楽しみたいんだけど?」
そう言って差し出された
透真の手を取って
ベッドまで洗面所からエスコートされる