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夫婦で妊活旅行に行く話
第3章 部屋に着いたら…? *

「まだ…さ、ののかは
お風呂先って言いたい気分なの?」

こっちの意思をそう透真が
確認する様にして尋ねて来るが
もう…こんな風にされてしまって
こっちだってえっちがしたいって
スイッチが入ってしまってるのに…

「お返事なしなの?ののか。
んじゃ…返事は、仕方ないから。
ののかの、こっちに聞くしか無いか~」

棒読みな感じの残念そうな感じだけを
透真が装いながらも
私…本体ではなく…私のどこかに
お返事を聞こうとしている算段のつもりみたいで

「ねぇ、どう思う?
ののかは、えっちよりも…
先にお風呂に入りたいと思う?」

どこに…話しかけてるの??と
ののかが思っていると
透真がののかの乳首の先端の
平らな面になっている部分を
指の腹ゆっくりと上下になぞって来る

「ふぁ…ぁ、んん…ッ」

ぞわぞわっと首の後ろの
項の辺りがざわつく様な…
そんな快感が乳首から広がって来る

ゆっくりと…上下に指で擦られて

「でも…、ののかは…、
こうする方が…もっと好きだもんね?」

ツンツンとこっちの乳首と会話する様にして
透真がののかの乳首に話しかけていて
こっちが喘いでばっかりで
返事出来ないからって聞く相手はそこなのかと
疑問しかののかの脳内には浮かんでは来ない

スススッ……と上下に擦っていた指の動きを
横方向にスライドして変化させて来られると

ビクンっ…とその刺激に反応して
ののかが腰を 快楽にくねらせる

「んやぁぁ、ん、それぇ…んんっ
透真ぁ、…んんっ、ダメなやつ…ぅううっ」

単に乳首を…添えただけの指で
横方向にスライドさせられるだけで
他の刺激とは違う…甘い痺れが
内側から乳首を突き刺す様に感じる

クリトリスを舌で刺激されながら
両胸の先端を指先で弄られて
快感と快感が同時に交差して
身体の底から膨れ上がるのを感じるから

「やぁ、んんぁあ、はぁ、…はぁ、
ダメッ、やぁん、ダメッ、
んんっ、透真ぁ…っ、そ、…れっ…止め…てッ」

自分の限界が近くなってるのを感じて
ののかが刺激するのをやめてほしいと
そう透真に訴えかけるが
もう…イキそうだから許してと…
感じてる事を教えているだけでしか無くて

突然に スッと指がののかの乳首から浮いて
透真の指先の動きが ピタッと止まった


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