この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
夫婦で妊活旅行に行く話
第3章 部屋に着いたら…? *
「ってデータは古いデータらしくてね、
今は世界でも本当に安心して蛇口から出る
水がそのまま飲める国は10か国らしいよ?」
「減ってるの?マ?増えてるって言うなら
まだ分るんだけどさ、それだけ
日本って世界から見たら
水に恵まれた国だって事?」
「飲む?美味しくは無いけど」
透真が新しい 備品のコップの
ビニールを剥がして水道の水を汲んで
そのままその水に口を付けると
コップの水を全部飲み干して
洗面台の上に空になったコップを置く
「可もなく、不可もなく。
不味いって程でもないが、
美味いって事もないし、
飲んだ事ある、水道水の味だわな」
「そうそう、水道水の味」
喉の渇きを潤して
そのまま浴室に入ると
透真が出したままになって居た
お湯の蛇口をギュッと閉めた
「世界でも珍しい飲める水を、
勿体ない事しちゃってたし。
勿体ないお化け出て来んじゃん」
頭を洗って顔も洗って
身体を洗って居ると
先に湯船に入って居た
透真の視線がこちらに
向けられて居るのにののかが気が付いて
「ねぇねぇ、ののかさ、
さっき、俺がののかに中出しした…やつ」
「知ってるでしょ?中に残ってるかとか。
そんな事わざわざ聞かなくてもッ。
出したい気持ちが無い訳じゃないけど…、
中にある感じはするから…ッ、でも」
「洗えたんだったら、
早く、こっち、こっち。
一緒に風呂入ろうよ、ののか~」
ちゃぷ……ん
一緒に湯船に浸かる
「ののか、こっち、乗ってよ」
透真の上に乗る様に促されて
湯船の中で彼の肩に手を添えると
彼の唇にキスを落とした
「中に残ってるの、出しとく?
新しく出したのと、古いのとはさ
混ぜない方がいいんじゃないの?」
そう言いながら出すのを手伝うかと
言いたげに透真が
ののかの膣口に指を添えて来て
口の際を指先で ほんの僅かにだけ
中に溜まっているのが零れるか
零れないか位に開いて来て
透真が指先で 僅かにだけ
開かせた膣口をススス…っとなぞって来る
「やっ、ここで開いちゃ…ダメだってば。
お風呂の中に…全部…、入っちゃうじゃんかッ。
しなくていいよ、透真。出すんだったら
おトイレで出して来るから…ッ
もぅ、手伝わなくていいって言ってるのにッ」