この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夫婦で妊活旅行に行く話
第3章 部屋に着いたら…? *

「あ!めっちゃ…忘れてたけどさ。
ののか、一緒に風呂…入ろうーぜ」

透真に一緒に風呂に入ろうと言われて
ソファの上にあった身体を起こされる

そのまま バスルームに
ふたりで仲良く向かって

「ちょっと、待って、透真。
先に、入っててくれない?
ちょっと、お水飲みたいから」

そう言って 洗面所に備え付けられていた
歯磨きに使う 消毒済みのコップの
消毒済みと書かれたビニールを
ののかが外して 備え付けのゴミ箱に捨てる

ののかが蛇口を捻って
水道の水をコップに注いでいるのを
透真が不思議そうな顔をして見ていて

「ののか、飲むのか?その水」

水道水を飲むのかと言いたげに
透真が眉を潜めて尋ねて来るから

「飲むよ、飲めるよ。
自分が、飲むから汲んだんだし。
別に特別美味しくは無いけど。
飲用するには、問題はないから。
世界的に見ても、日本みたいに
何処に行っても飲める水が
蛇口捻ったら出る国は結構珍しいんだよ」

ゴクゴクと喉を鳴らして
水道水をののかが飲むのを

透真がじっと見ていて

「どう?味、水道水美味いの?」

「真夏とかは塩素匂うかもだけど、
地域的にも…あるけど、
ここの水は匂いも気にならない感じ?
美味しいって事もないけど、
飲めないって事もないよ。
日本には独自の水質基準があるから、
世界から見ても、安全性の高い水だよ。
だから、海外旅行に行く時は
水に気を付けろって言うでしょ?」

透真も飲む?と
ののかが透真に問いかけて来て

飲食店でも…偶に…
水道水蛇口から汲んだ?って
言いたくなる様な…ぬるい水を
提供して来る店もあるなって…
透真はそんな事を思い出して居た

「いや、俺は今は要らねぇけどさ、
飲むならあっちに、
冷えたペットボトルの水があったじゃん。
外に自動販売機もあったから、
冷えたお茶とかアクエリの方が良くない?」

「世界で飲める水が水道から
出て来る国って15か国だけらしいよ?」

ののかのその言葉に
世界中に国って幾つあったっけ…?と
思わず…指折り数えてしまいそうになるが

世界の水道水の事情を
ののかが透真に話して来て

空になったコップに水道水を汲むと
またそれを飲み干す様にして流し込んで行く

「たった15か国だけしかないの?
って、水道水飲めないトコばっかじゃんッ」

/214ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ