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ダンシング・クィーン
第5章 沙也

「 林君森君 少し良いかね 」
 
部長の国立に呼ばれ 部長の前に二人立つと 
これの説明して欲しいのだがと 
モニターを示された

そこには 応接室での恵理子と修と栄治の姿が映っていた 
今日応接室の会話を確認しようとしたら 
変な時間に作動しているので
確認したら 君たちの姿が有ってね 
いやー石田君巨乳だね さ説明をして貰おうか 
いたぶる様に国立が二人に視線を向けた

修が申し訳ありませんと頭を下げ釣られて 
栄治も一緒に頭を下げ

「 君達の働きは認めている 」

「 間もなく二人課長職をと私は思ってたんだがね 」

「 社内でこんな事されると・・・ 」
二人は頭を下げ続けていた 

「 頭を上げたまえ 」
二人が頭を上げると 

「 私の頼みを聞いて呉れたら 」

「 これは不問にする どうかな? 」 
修が頷き 栄治は修の頷く姿を見て頷いた 

国立が立ち上がり 庶務の秋津さん居るだろ知ってるね 
修が頷いた あの娘と付き合いたいのだが何とかしてくれるか 
入社した時から可愛いなと見ていて 出来るかねと二人を見る

修が 何時位までに? 
早い方が良いな 来週当たりで頼むね
二人は頭を下げ部屋を出た 

どうする? 栄治が修を見て聞いて来た
秋津沙也は今年 恵理子の許に配属された新入社員 
身長は160位か 普通の体形だが長い黒髪と小顔が 
特徴の静かなイメージを修は持っていた 

恵理子に取り合えず 今夜聞いて見て 決めよう 
夜恵理子の処に 判った由美と行くわ 
二人は仕事に戻った
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