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第19章 祝宴、王子様とお姫様

「それじゃあ、お祝いの余興を始めます……今夜の王子様の翔太君にくるみちゃんが、今夜のお姫様のみおちゃんにリナさんがサービスします……もちろんエッチなサービスです……あ、翔太君とみおちゃんは拒否権無しよ……いいわね？」

妖艶な微笑を浮かべて、沙希が翔太とみおの顔を見る。

「えっ……聞いてないですけど？」

「あの……私も心の準備が……」

本当に聞いてなかった翔太とみおが不安そうな顔で沙希を見る。

「大丈夫！　今夜はお祝いだから……大丈夫！　くるみちゃん、リナさん、お願いします！」

いつものように沙希は強引に話を進める。

翔太とみおの戸惑いは華麗にスルーして話を進める。